About Okayama Denim
世界最高級で最も耐久性のあるデニムとして名高い、岡山県で作られる岡山デニム。
いつ頃から岡山でデニムが作られるようになったのか、そのルーツは1600 年まで遡ります。西日本に位置する岡山県は、綿織物の生産地であり、特に織物を青色に染めるための希少で貴重な藍染料が岡山県でその当時から使われていました。
インディゴフェラ ティンクトリアという植物から抽出される染料。岡山は、全国的に年間降水量が少なく「晴れの国」と呼ばれることから、岡山の気候はその植物の栽培に最適な場所となり、藍染料の場所として浸透しました。
インディゴの色素は「ブルーゴールド」として知られるほど珍重されており、植物から色を抽出して生地を染色する作業に入る前段階から、実はものすごく手間のかかる長いプロセスが必要です。

まず、インディゴフェラ ティンクトリア植物から葉を摘んで発酵させ、抽出した液体を青い沈殿物が形成されるまで酸化させます。
これを乾燥させて「すくも」と呼ばれる藍染料混合物を作ります。 そののち、水、灰汁、石灰で戻します。 葉の発酵に関係するバクテリアは、染料の独特の青色に重要不可欠です。 青色を生み出す微生物を保ちながら育てるために、染色液を調製し、酒や水飴などで菌に栄養を与えながら、長い時間手前と愛情を持って扱う気の遠くなるようなプロセスを経てあの青色が生まれます。

次に綿糸をこの混合物で染色し、少なくとも 20 回浸漬して、生地を深くて豊かな色へ変化させます。 染色した糸は、天日乾燥してから紡績してデニム生地に加工されます。

その後に、パターンメイキング、縫製、洗い、加工など、岡山のデニム作りには、気が遠くなるような時間と手間のかかる工程が必要です。そのプロセスを経て生まれるからこそ、品質、耐久性、美しさにおいて岡山デニムは比類のないものです。
-
Artisanal Denim
FUMIJEANは、岡山産デニム作りに関わる職人たちの技術を心から尊敬し、体を通した時に感じるそのクオリティの違いを多くの方に感じていただきたいと願っています。